キッズチャレンジ by The First Tee of Japan
子供たちの明るい声がコース内に響き渡った
今年も“初めてのゴルフ”挑戦者と大会出場目前のジュニア達がジュニアカップにやって来た。24人の子ども達はみな初めて会うのにオリエンテーションから“明るい声”が飛び交った。
まず、PGA&JLPGAのプロとThe First Teeのコーチが先導で親子で楽しく準備体操。
ドライビングレンジでフルショットを教わり、アプローチショットの基本、パッティングはゲーム方式で楽しくゴルフの基礎を学んだ。ボールが飛べばキャッキャ。ピンに近づけばヤッタ―と喜ぶ。まるで“ゴルフランド”で遊んでいる感覚だ。

コース管理によるカップ切りを興味深く見つめる子ども達

芝生の上で全身を使った準備運動

誰かがカップインすれば次のステージへ。皆で協力し合ってパット練習もゲーム感覚で
さらに“ザ・ファースト・ティ”のナインコアバリューのを学ぶ教室ではテーマのひとつ、「尊厳」親子で学習した。

ザ・ファースト・ティとは、1997年にアメリカで創立されたNPO法人。ゴルフを通じて『子ども達に人間形成、人生を豊かにする価値観を育み将来の将来の人生に影響を与え、健全な判断力を培う』ことを目的とした教育プログラム。技術一辺倒ではなくライフスキルのナインコアバリューと呼ばれる9つの価値観を学びながら子ども達が成長していくことを主眼においています。
オーガスタでも開催される『ドライブ・チップ・パット』ゲームにチャレンジ
午後は、D・C・P(ドライブ・チップ・パット)の3種類のアクティビティに挑戦してポイントを算出するゲームに挑戦した。小学校低学年の子でも驚きの飛距離で得点を稼ぐのに驚かされた。
優勝者と2位の選手には、マスターズトーナメントの名物「マスターズベア」が贈られ、入賞者は大喜びだった。

飛距離とカップからの距離をポイント換算する競技で、米国では約5万人のジュニアゴルファーが競技に参加し、オーガスタナショナルでの決勝を目標にしている。

マスターズベアの賞品に大喜び
コース体験は、楽しいスクランブルゲームで
最後はお楽しみのコース体験だ。広々とした緑の空間に立つだけでも子ども達は興奮気味。チョロやダフッて飛ばなくても大丈夫。一番飛んだボールの位置から、ショットして、みんなの力でホールアウト! コース内に明るい声が響く。キャディとして参加した大人達も一緒に笑っていた。
キッズチャレンジは1日のスクーリングだが、参加したキッズ達は将来間違いなくゴルフ界の中心にいる。

楽しいコース体験で練習の成果を発揮

みんなで協力して見事ホールアウト

目土はゴルフマナーの基本
正しい目土の仕方を学びます
