ドライバーと並んで、飛距離の基準として語られることの多い7番アイアン。「7番で150ヤード」がなんとな~くの基準だが、実際はそんなに飛ぶ人は少ないという説も。一方、プロは7番で200ヤード近くを打ってくる。そこでズバリ質問、7番アイアンでどれくらい飛ぶ?

大前提として、ゴルフは距離と方向を打ち分けるゲームであり、そうである以上アイアンはただ飛べばいいというクラブではない。そして、昨今ではアイアンのストロングロフト化(ロフトを立たせる傾向)が進み、同じ番手でもロフトの数字はマチマチで、距離の基準とはなりにくい。

画像: ストロングロフト化が進むアイアン。7番で何ヤード、飛びますか?

ストロングロフト化が進むアイアン。7番で何ヤード、飛びますか?

と、以上のようなことを十分に理解しているつもりでも、ライバルが150ヤードを7番で打ったと聞けば、よーし俺もと思わず腕まくりしてしまうというのもまたゴルファー心理。パー3をひとつでも短い番手で打ちたい。多かれ少なかれそう思ったことのないゴルファーは、そう多くはないのではなかろうか……。

さて、前置きはこの辺にして「7番で何ヤードを打つのが平均的か」を考えてみたい。果たして、世間でなんとな〜く流通している、「7番150ヤード」という数字に妥当性はあるのか!? まずはそのものズバリの質問から。

というわけで、WEBメディア「みんなのゴルフダイジェスト」上で、「7番で何ヤードを打ちますか?」というアンケート調査を実施。2018年7月4日正午現在で、なんと1万を超える回答が集まった。果たして、世間でなんとな~く流通している、「7番150ヤード」という数字に妥当性はあるのか!?

まずは「7番アイアンで何ヤード飛びますか?」というそのものズバリの質問から、その回答を見てみよう。結果は以下だ。

150ヤード前後 31%(3161票)
160ヤード前後 24%(2402票)
140ヤード前後 21%(2112票)
170ヤード前後 9%(912票)
130ヤード前後 7%(706票)
180~200ヤード前後 3%(298票)
120ヤード前後 2%(188票)
200ヤード以上 2%(162票)
110ヤード前後 1%(100票)
100ヤード未満 1%(76票)

というわけで、やはりというかなんというか、「150ヤード前後を打つ」という回答がもっとも多かった。140~160ヤードという幅で見ると、全体の3/4以上を占め、多くのゴルファーが7番アイアンで150ヤードプラスマイナス10ヤードの距離を狙っていることがわかる。

なかには7番アイアンで200ヤード以上飛ばすという剛の者もいたが、おおむね予想通りの結果となった。

さて、ではここで気になるのが、どのようなアイアンで平均150ヤードを飛ばしているのか? ということだ。最近流行りの“激飛び系”アイアンなどは7番でロフト角26度、長さも37.75インチといったスペック。一方、時代が変わってもスペックが大きく変わらないマッスルバックアイアンの場合、ロフト角35度で長さは37インチと、およそ2番手分も異なる。「7番で150ヤードを打つ」といっても、使用クラブによってその“難易度”はマチマチなのだ。

というわけで次なるアンケート結果は、「7番で150ヤード前後を打つと答えた人に質問。7番アイアンのロフトは何度?」というもの。参考までに、昨今はプロモデルでもストロングロフト化が進み、最新モデルの平均値はだいたい30度前後だが……結果はどうか。

アイアンは飛ばすクラブではない「34度以上」 21%(1420票)
ミズノプロ518と同じ「32度」 12%(1064票)
ゼクシオナインと同じ「30度」 15%(1051票)
718AP2と同じ「33度」 13%(910票)
ミズノプロ918と同じ「31度」 12%(847票)
G700と同じ「28度」 6%(392票)
ゼクシオテンと同じ「29度」 6%(390票)
ローグ スターと同じ「27度」 5%(314票)
インプレスUD+2と同じ「26度」 3%(232票)
超激飛び系で「25度以下」 3%(170票)

というわけで、なんと34度以上がもっとも多いという驚きの結果となった。最新モデルの中では前述したように一部のマッスルバックなどプロモデルでしかこのようなロフト帯は採用されていない(たとえばスリクソンのマッスルバック『Z965』ですら7番のロフトは33度)ため、古いアイアンを長く愛用している人が多いのかもしれない。

明確に飛び系といえるロフト30度以下の7番アイアンの使用者は全体の約1/3。7番で150ヤード飛ばすゴルファーの多くは、ロフト31度以上を使用していることになる。

7番アイアンで150ヤードを打つのは決して低いハードルではなく、それをクリアできるのは多くの場合アイアンのロフトを立ててインパクトできる上級者であり、上級者が使うアイアンは、ロフトが立ち過ぎていないセミアスリートアイアン、あるいはプロモデルになるということかもしれない。

なんとも興味深い結果となった今回の調査。さて、みなさんはロフト何度の7番アイアンで、何ヤード飛ばしていますか?

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