テクニック(技)、タクティクス(戦術)、ターゲティング(狙い)の「3つのT」と、ショートゲーム(小技)、ストラテジー(戦略)、そしてスウィングの「3つのS」。プロゴルファー・中井学がゴルフの上達に不可欠な「TS3」を軸にレッスン。10回目は「テクニック」がテーマ。コースでスコアを作るのに欠かせない、フェアウェイウッドの練習法について!

ティショットをミスした2打目、長いホール……意外と出番は多いんです

ゴルフ当日、コースでの朝の練習は、ウォーミングアップを兼ねた非常に重要な時間です。中には、朝はスタート直前までレストランで優雅にコーヒータイム、という方もいるかと思いますが、いいスコアを出したいと願うなら、練習場には足を運ぶことを勧めます(笑)。

さて、ここで質問です。みなさんは、朝の練習になにを持っていきますか? ドライバーはほぼ全員が持っていくと思います。サンドウェッジも欠かせませんね。7番、8番アイアンあたりのクラブも必要でしょう。打ちやすいユーティリティも持っていくかもしれません。

もうお分かりでしょうか。そう、意外とフェアウェイウッドを練習場に“連れて行く”人って少ないんです。仮に練習場まで運んだとしても、打つのは2球か3球か。

画像: まずはフェアウェイウッドを練習場に“連れて行く”ところから

まずはフェアウェイウッドを練習場に“連れて行く”ところから

実は、みなさんはご自分で思っているよりも、コースでフェアウェイウッドを使っています。しかも、パー5や長いパー4のセカンドはもちろん、ティショットをミスして飛距離を稼ぎたい2打目など、“キツい”状況で使う場合が多いんです。

野球でたとえれば、ピンチで登場するリリーフ投手。打者を打ち取れなければ失点する場面で登板する投手に、ブルペンで練習をさせないのでは、仮にミスが出ても責められません。

というわけで、今回お勧めしたいのは、ひとえに「朝の練習場では、フェアウェイウッドを打ちましょう」ということ。これを覚えていただければ十分なのですが、いくつかコツもありますので、それをお伝えしておきましょう。

さて、実際に練習場に行ったら、フェアウェイウッドでハーフショット、スリークォーター、フルショット、3段階のスウィングを練習しておきたいんです。なぜなら、フェアウェイウッドは傾斜地から使う場合も多いからで、そういった場合はフルショットではなく、ハーフ、もしくはスリークォーターで確実にミートさせたいからです。

画像: ハーフ(左)、スリークォーター(中)、フルショット(右)の3段階を練習しておこう

ハーフ(左)、スリークォーター(中)、フルショット(右)の3段階を練習しておこう

また、ハーフショットで打つ練習はヘッドを利かせるという意味でアプローチの感覚を磨くことにも通じますし、実は林の中からの脱出にソールが広くてミスに強く、簡単に飛距離を稼げるフェアウェイウッドは有効。フェアウェイウッド自体が練習器具、あるいはお助けクラブにもなってくれるんです。

3段階の振り幅、それぞれを2球ずつ、あるいは3球ずつくらいを打っておきたいですね。練習ボールは大体25球とか、30球くらいですが、その半分とは言わないまでも、3割くらいはフェアウェイウッドの練習に費やしていいと思います。

最後に、フェアウェイウッドを練習するときは、ティアップして練習してください。クラブが長いため、ボールとの距離感を養う必要があるからです。ボールとクラブの距離を一定に保つことができれば、ダフリのミスが減り、より快適にフェアウェイウッドを運用できるようになります。

画像: ドライバーを打つときくらいの高さにティアップして練習しよう

ドライバーを打つときくらいの高さにティアップして練習しよう

練習のやり方ひとつでフェアウェイウッドはみなさんの強力な味方になってくれます。苦手意識など持たず、まずは朝の練習場に“連れて行く”ところからはじめてみてくださいね。

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