テクニック(技)、タクティクス(戦術)、ターゲティング(狙い)の「3つのT」と、ショートゲーム(小技)、ストラテジー(戦略)、そしてスウィングの「3つのS」。プロゴルファー・中井学がゴルフの上達に不可欠な「TS3」を軸にレッスン。9回目は「タクティクス」がテーマ。コースでミスを防ぐための、効果的なラウンド当日の練習法をレクチャー!

朝の練習は、ハーフトップを打つのが正解!

ラウンド直前、朝の練習はどのように行うのがいいのでしょうか? そんな質問を受けることがままあります。朝の練習は、とくにラウンド頻度の多くないゴルファーにとっては、その日のプレーに大きな影響を与える重要なもの! と思われがち。たしかにそこには、こうするべきというコツが存在します。

もったいぶらずに、オススメのやり方を紹介しましょう。「薄く打つ」。これに尽きます。分かりやすい言葉でいえば、ハーフトップを意識的に打つということです。

画像: 朝の練習は、ボールの頭を打つくらいの気持ちで十分だ。意外とナイスショットが打てて、飛距離も十分に出ることに驚くはず

朝の練習は、ボールの頭を打つくらいの気持ちで十分だ。意外とナイスショットが打てて、飛距離も十分に出ることに驚くはず

なぜ、ハーフトップを打つのか。それは、練習場とコースの環境がまったく異なるからです。プロアマ問わず、すべてのゴルファーは練習場よりコースのほうが力みます。力むとどうなるか。クラブの入射角が鋭角になり、ダフリやすくなるんです(もちろん、プロとアマでは程度が異なりますが)。

朝の練習場で、マットを叩くドーン! という音を響かせているようでは、コースでは確実にダフります。厳しい言い方をすれば、それは練習場で“ダフリの練習”をしているのだから、当然なのです。

画像: 朝の練習場から力んでいては、コースではより力んでしまう

朝の練習場から力んでいては、コースではより力んでしまう

それを防ぐには、とにかく薄い当たりを打つこと。ボールの赤道より上を打つくらいのつもりで、ちょうどいいでしょう。PGA(米男子)ツアーの練習場でも、トップ選手は意外なほどナイスショットではなく、薄い当たりを打っています。そうして調子を整えているわけです。

もうひとつ重要なのは、クラブの重さをしっかりと感じること。コースではとかく打ち急ぎがちで、打ち急ぐとクラブの重みを感じることができなくなります。練習場では、クラブの重みを感じながら、薄い当たりを打つ。これが、コースに出たときに力まず、打ち急がず、ダフリのミスが出にくくなる、もっとも大切なことなのです。

画像: ポイントはグリッププレッシャーを変えないこと。スウィング中、握りの強さが変わらなければ、つねにクラブの重みを感じることができる

ポイントはグリッププレッシャーを変えないこと。スウィング中、握りの強さが変わらなければ、つねにクラブの重みを感じることができる

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