テクニック(技)、タクティクス(戦術)、ターゲティング(狙い)の「3つのT」と、ショートゲーム(小技)、ストラテジー(戦略)、そしてスウィングの「3つのS」。プロゴルファー・中井学がゴルフの上達に不可欠な「TS3」を軸にレッスン。8回目はショートゲームがテーマ。。ザックリのミスをなくして、ピタリと寄せよう!

強いハンドファーストは「ザックリのもと」

アマチュアの方のアプローチの悩みというと、やはりボールの手前にクラブが刺さる“ザックリ”のミスが代表的ではないでしょうか。単純に1打を損するザックリのミスは、スコアメークする上で痛恨のミスと言えます。

画像: 強すぎるハンドファーストはザックリの原因となる

強すぎるハンドファーストはザックリの原因となる

では、なぜザックリのミスが出てしまうのでしょうか。多くの場合、問題はアドレスにあります。みなさんは、アプローチのとき、ボールを右足寄り、ときには右足の外側に出るくらいの位置にセットし、その分だけハンドファーストを強めて構えていませんか? その構えこそ、ザックリしやすい構えです。

アプローチでは、ウェッジのソールを先に接地させ、ソールを滑らせるようにしてボールにコンタクトするのが鉄則ですが、ボールを右に置いてハンドファーストを強めた構えだと、リーディングエッジがボールの手前に刺さるザックリが、むしろ出やすくなってしまうんです。

ですので、まずはほとんどハンドファーストにならないように構えるところから。ボールはほぼ体の正面でいいでしょう。

画像: ボールを右足よりに置いてハンドファーストに構えるのではなく、パターのように体の真ん中にボールを置いて構えるのが正解

ボールを右足よりに置いてハンドファーストに構えるのではなく、パターのように体の真ん中にボールを置いて構えるのが正解

打ち方は、ズバリ、パターのイメージです。ソールが地面をこするようなイメージを持って、パターのように振ってみてください。30ヤードくらいまでは、パターの感じで打てると思います。

その際、右手首の角度をキープしたまま振ると、ミスはより少なくなると思います。そうすることにより軌道がゆるやかになり、ソールで地面をこする感覚がつかみやすくなると思います。タメを作る意識も、反対にクラブをリリースする意識も必要ありません。構えたときの右手首の角度をスウィング中キープし続けることができれば、自ずとミスは減るはずです。

また、パターの感覚だとイメージが出ないという人は、手は一切動かさず、みぞおちを右に30度向け、次に左に60度(アドレスの位置から左に30度)向けるイメージで振ってみるといいでしょう。小さいスウィングだからこそ、手先でクラブを動かさず、体の動きでクラブを動かす。これが最大のコツなんです。

画像: みぞおちを右→左に向ける意識で動かすと、軌道が安定しやすい

みぞおちを右→左に向ける意識で動かすと、軌道が安定しやすい

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