テクニック(技)、タクティクス(戦術)、ターゲティング(狙い)の「3つのT」と、ショートゲーム(小技)、ストラテジー(戦略)、そしてスウィングの「3つのS」。プロゴルファー・中井学がゴルフの上達に不可欠な「TS3」を軸にレッスン。7回目は「テクニック」がテーマ。苦手な人が多いフェアウェイバンカーを攻略する方法を教えます。

フェアウェイバンカーに苦手意識を持っているアマチュアの方は非常に多いと思います。ナイスショットが打ちにくく、うまく打てたつもりでも思ったように飛距離が出ない。さらに、ちょっとダフると脱出すら難しい。プロがアゴが近くでない限り、なんの苦もなく打ってくるように見えるのとは対照的に、アマチュアのみなさんにとってのフェアウェイバンカーは、スコアを崩す大きな要因となりがちです。

ただ、フェアウェイバンカーには、誰もが実践できる明確なコツが存在します。今回は、それをお伝えしたいと思います。

まずは、フェアウェイバンカーからなぜミスするかを考えてみましょう。ひとつは、フェアウェイよりもダフリのミスにシビアな点。ちょっと手前をダフっただけで、飛距離が急落してしまいます。そして、足場が悪く、バランスよく振り切れない点。フェアウェイバンカーをなんとなく難しいと考えている場合、その“中身”は以上の2点になると思います。

まず、足場の悪さから解決していきましょう。芝の上に比べて滑りやすい砂の上からのショットでは、フルスウィングは難しいと考えたほうがいい。かといって、スウィングはできるだけ変えたくありません。そこで、まずは番手をひとつ上げてください。残り120ヤードを普段9番で打つなら8番アイアンを選ぶといったように、フェアウェイバンカーからは1番手距離が落ちると考え、番手を上げるのが“コツ1”です。

画像: 1番手上げたら、クラブは短く持つのもコツ。ダフリのミスが出にくくなる

1番手上げたら、クラブは短く持つのもコツ。ダフリのミスが出にくくなる

次に、ダフリのミスを減らす方法をお教えしましょう。そのためには、「ダフリとはなにか?」を知る必要があります。ダフリとは、クラブの最下点がボールより右(手前)にくるミスのこと。それを防ぐには、最下点をボールより左(ターゲット方向)にズラす必要があります。

やり方としてオススメしたいのが、ベルトのバックルを、ボールより左にズラすという方法。その分だけ、左足に荷重して構いません。これにより、クラブの最下点は左にズレやすく、つまりダフリにくくなります。これがコツ2。

画像: ベルトのバックルをボールの上(写真左)から、ボールの左(写真右)にずらして構えよう

ベルトのバックルをボールの上(写真左)から、ボールの左(写真右)にずらして構えよう

それでもどうしてもダフリそうだという人に、とっておきの方法をお教えしましょう。それは、ボールの真上にクラブを浮かせてアドレスする方法です。このように構えると、そもそも最下点をボールの右にもってくる、すなわちダフらせるのが非常に難しくなります。

「この1打だけは絶対にダフれない!」そういうシチュエーションで、ぜひ思い出していただきたいテクニックです。

画像: これが究極のダフリ防止策。試すとわかるが本当にダフリにくい

これが究極のダフリ防止策。試すとわかるが本当にダフリにくい

フェアウェイバンカーは難しいもの。ですが、このようにすぐに実践できるコツが存在する状況でもあります。むやみに恐れず、ナイスショットを狙ってみてくださいね。

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