ウェッジの名匠、ボブ・ボーケイさんによる“ウェッジ講座”をお届けしている。3回目のテーマはバウンスを生かす“構え方”だ。
画像: Bob Vokey(ボブ・ボーケイ)。言わずと知れたウェッジの名匠。マスタークラフトマンとして、多くのPGAツアー選手にウェッジを供給する

Bob Vokey(ボブ・ボーケイ)。言わずと知れたウェッジの名匠。マスタークラフトマンとして、多くのPGAツアー選手にウェッジを供給する

ハンドファーストに構えるとバウンスの機能が使えない!

「前回、ウェッジのソールの出っ張りである“バウンス”がいかに大切かをお話ししました。しかし、多くのアマチュアはこの“バウンス”を有効に使えていません。その理由はズバリ“構え”にあります」

画像: ソールがピタッと接地し、バウンスが利かない構え。ボールを右に置けば置くほどこの状態に

ソールがピタッと接地し、バウンスが利かない構え。ボールを右に置けば置くほどこの状態に

「グリーン周りでの“ザックリ”。そんな時“クリーンに打たなくちゃ”と、ボールを右足寄りに置いて“ハンドファースト”で構えていませんか? 実はこの構えがミス招くんです」

「多くのゴルファーは、クラブを飛球線側に傾け“バウンス0度”の状態で構えています。バンカー同様、フェアウェイやラフでもバウンスがなければ刃が地面に刺さりダフリを連発してしまうのです」

画像: これがバウンスを生かす構え。刃が浮いてトップしそうに感じる人もいるかもしれないが、コースではこの出っ張りがクラブが地面に刺さることを防いでくれる

これがバウンスを生かす構え。刃が浮いてトップしそうに感じる人もいるかもしれないが、コースではこの出っ張りがクラブが地面に刺さることを防いでくれる

「ウェッジはシャフトが垂直の状態を基本に設計されています。ですので、インパクトで極力それに近づければ、ソールが“滑る”バウンスの効果が発揮されます。“滑る”効果を信じてシャフトは垂直。ミスを防ぐ大きなポイントです」

ハイバウンスでも跳ねないソールの削りは大事です

画像: 大きく出っ張ったバウンスも・・・

大きく出っ張ったバウンスも・・・

画像: うんと手前から入っても跳ねずに滑る!

うんと手前から入っても跳ねずに滑る!

「シャフトを垂直に構えると、バウンスが当たりすぎて跳ねてしまうんじゃないかと思う人もいるでしょう。そのために、私はソールにさまざまな“削り”を施しています」

「アプローチの状況は千差万別ですし、そこで求められる打球もひとつではありません。私は多くのソールのグラインド(削り)を開発してきましたが、これらはすべてPGAツアーの選手たちの対話から生まれたもの」

画像: ハイバウンスでも跳ねないソールの削りは大事です

「それを私との共通の意見としてとらえ、具現化したのです。自分の打ち方やミスをカバーしたい状況などに合わせて選ぶことで、グリーン周りの精度がアップすることは間違いありません」

Mグラインド

画像1: www.titleist.co.jp

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あらゆる状況に合う“マルチ”なソール。フェースを開いた時でも刃が浮きにくく、グリーン周りでさまざまな技が駆使できる

Fグラインド

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フルソールと言われ、あまり削られていないソール。バウンス効果が高く、柔らかい砂のバンカーに効果的

Sグラインド

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ソール後方とヒール側を少し削っている。基本的にフェースを真っすぐ構えて使いたいが、時々開いて使いたい人に合う

Kグラインド

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幅が広く、丸みを帯びたソール。バンカーショットに適していて、さまざまなライの状態にも対応しやすい

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